無理なく予定を立てよう。疲れない予定の入れ方
他の人と比べて予定をたくさん入れているから、
「私は頑張っている」
と思い込んでいませんか?
自分のスケジュール帳に、予定を詰め込みすぎていないか、
たまには見直してみましょう。
予定を詰め込みすぎていませんか?
◼︎なぜ詰め込みがちなのか
1.忙しいのが美徳
日本では今でも、
「忙しくしていることが、美徳」と
いう考え方が根付いていますが、
世界基準からはかけ離れています。
仕事中の残業自慢だけでなく、
プライベートまで忙しくしていることを
アピールする人もいますね。
2.不安
他人から認められたいという承認欲求が
強いと、常に「今の自分じゃだめだ」と
思ってしまい、不安で予定を詰め込みます。
◼︎詰め込むとどうなる?
たとえ自分が入れた予定でも、することが
多すぎてプレッシャーに感じます。
また、自分のことを見つめる時間がとれず、
「やりたいことが何なのか」
「何に悩んでいるのか」を
考えないまま時間が経過していきます。
向かうべき方向が分かっていつつ、優先順位の
つけ方が甘く、大切なことからぶれることも
多いです。
例えば、このように
「この飲み会には顔を出しておいたほうが良いな」
「最近、会っていないから、会わないといけない」
このような、小さな予定が積もりに積もって、
急になんだか疲れてしまったと無気力になります。
◼︎詰め込まないコツ
1.何かを始めるときは、何かをやめてから
新しいことに興味を持って、例えば英語を
習いに行きたいなと思うとします。
火曜日の夜が空いているから、この隙間時間に
入れようと予定を入れてみます。
でも実際は、英語のレッスンの時間以外にも、
予習・復習をしないとクラスメイトについていけない
ことが分かりました。
このように、自分が見積もった時間よりも、多くの時間を
費やすことになりがちです。
その為にも、何か新しいことを始める前には、これまでの
習慣の一部をやめて、余白を作ってから、
入れるようにして下さい。
そうすれば、自分で自分を追い詰めることが
無くなります。逆に、特に予定を入れる
つもりではなくても、先に勇気をもって
やめてみて下さい。
そうすると潜在的に、チャレンジしたかった別の
ことが浮かび上がってきます。
これまで、マンネリ化していた習慣もガラッと変わり、
生活にハリが出ます。
2.予定を入れる前に考える
予定を入れる前には、
「これは、必要な予定か」を考えてください。
このときは、仕事関係の予定でない場合は、
自分中心になっていいですよ。
3.たまにはゆっくりしたい自分を受け入れる
アクティブに活動するのが好きなタイプでも、
いつも元気に動けるとは限りません。
たまには、ゆっくりしたいときも。
そんなときも想定し、予定には20%の余裕を
もたせるとよいかもしれませんね。
今ある予定をもう一度見直してみよう
予定を入れすぎているか、そうでないかは、
習慣になっているので、自分では判断が
付きづらいものです。
手帳を開き1ヶ月前のマンスリーページを
眺めると、冷静に振り返りやすいですよ。
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