自分に最適な睡眠時間の出し方
自分は寝すぎなのだろうか、
それとも睡眠が足りていないのだろうか…。
自分にとって理想の睡眠時間は
何時間なのか、気になるところですよね。
今回は、最適な睡眠時間を見極める
ための、2つの方法をご紹介します。
理想の睡眠時間には個人差がある
◼︎「理想の睡眠時間は8時間」は間違い?
理想の睡眠時間は8時間とよく言われますが、
化学的根拠はありません。
必要な睡眠時間は、個人差がありますし、
年齢によっても違います。
年齢が上がるにつれて、必要な睡眠時間は
減っていきます。
また、ノンレム睡眠とレム睡眠を
合わせた睡眠周期も、
90分だけではなく、
80分〜100分の人がいることが
分かっています。最適な睡眠時間を出すには、
90分の倍数にこだわらなくて良いのです。
◼︎こんな状況なら、睡眠が足りていないかも
「布団に入ったらすぐに寝てしまう」
「自分は、寝つきが良い」
「2分で寝れる」
と自慢している人がいますが、
それは普段睡眠が足りていないという危険信号です。
通常、眠りにつくには15〜20分
くらいかかるものです。
◼︎(睡眠時間の出し方 その1)睡眠記録をとる
記録用紙を用意しても良いですし、
手帳に書き込んでも構いません。
睡眠記録といっても、決められた項目を
チェックするだけなので、それほど
面倒なものではありません。
最近では睡眠時間を計測してくれる
スマートフォン用のアプリなども
あるので、それを活用してみるのも
いいかもしれませんね。
・チェック項目
(1)就寝時間
(2)起床時間
(3)朝すっきりと目覚めたか
(4)日中の仕事量・疲労度
(5)日中のパフォーマンス
すっきりと目覚めたら、
二重丸をつけるなど、
簡単に続けられる方法で、
1カ月続けてみて下さい。
すっきりと目覚めたかどうかは、
起きてすぐの状態で判断しましょう。
・1カ月経ったら、記録を振り返ってみましょう。
すっきりと目覚めたときの睡眠時間を
参考にして平均時間を計算し、
それを自分にとって最適な睡眠時間と
しましょう。
毎日、「目覚めが良かったのは、昨晩の◯◯行動だ」
など気づきがあれば記入しておくと、振り返る際に役立ちます。
◼︎(睡眠時間の出し方 その2)目覚まし時計を使わずに起きる
GWや夏休み、年末年始など、
1週間程決まった時間に
起きなくても良いときに行います。
朝の時間に余裕がある人は、
明日からでもチェックできます。
方法は、
「目覚まし時計をセットせずに寝る」
といった簡単なもの。
また、朝の光の影響を受けないように、
遮光のカーテンを閉めておきます。
そして、就寝時間と起床時間を記録します。
始めの2、3日は、これまでの睡眠不足を補うこと
がありますが、それ以降は睡眠時間が
安定してき、自分にとって相応しい
睡眠時間が分かります。
◼︎実際寝ている時間は、マイナス30分
自分にとって適正な睡眠時間は
出てきましたか?
実際の睡眠時間は、想定している
時間より30分程短いことに
注意して下さいね。
眠りにつくには15〜20分くらい
かかりますし、あれこれと寝る前に
することがあったり、ついスマホを
チェックしたりと、記録した時間との
差が出ていることが多いです。
自分の最適な睡眠時間を計測してみよう
自分の睡眠時間について興味が
出てきましたか?
無理せずに過ごせる、最適な
睡眠時間を確保して、日中の
パフォーマンスを上げられるように
しましょう。
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