思い切って執着を手放そう
執着心は、無いほうが生きやすいって
知っていましたか?
執着心が強すぎる人も、無さすぎて
悩んでいる人も、執着心がどういったものかを
考えてみてはどうでしょうか。
執着心からの解放
◼︎執着心は、強すぎると悪
辞書によると執着心とは、
「一つのことに心をとらわれて、
そこから離れられない、心の状態」
を表します。
・執着心のメリット
何か大きなことを成し遂げようとするときには、
必要な性質です。
記憶力が良く、過去のことを
よく覚えている人でもあります。
・執着心のデメリット
仏教において、執着(しゅうちゃく)は、
事物に固執しとらわれることで、
主に修行の障害になる悪い意味を持ちます。
物を溜め込む、凝り性で融通がきかない
傷つきやすく相手を束縛するような
執着心が強すぎる人は、周りに親しい人が
減っていくでしょう。
◼︎執着心を手放すレッスンが断捨離
物理的にすっきり片付くと、
執着心が自然と消えていきます。
断捨離とは、やましたひでこさんが
提唱したもので、不要なものを捨て、
生活に調和をもたらすというもの。
彼女はヨガのベテランで、ヨガの行法である、
断行(だんぎょう)
捨行(しゃぎょう)
離行(りぎょう)
を応用したものです。
・断 : 入ってくる不要な物を断つ
・捨 : 不要な物を捨てる
・離 : 物への執着を捨てる
断捨離や物を捨てる方法は
「やましたひでこ」さん以外に様々で、
極度のミニマリストを目指すのかなど、
どの程度まで断捨離すれば良いかは
人それぞれですので、ここでは断捨離の
細かなルールには触れないでおきます。
◼︎物への執着心が無くなった結果
1.今に集中して生きることができる
私自身、断捨離を何度か行ってきましたが、
物を捨てるレッスンを通じて、
「今の自分に必要なのか」
と何度も問い、生活がシンプルに
なり生きやすくなりました。
過去に執着して生きるなんて嫌だと
心から思って、えいやっと捨てた物もあります。
2.楽しくなる
こだわりすぎることがなくなって
余裕ができ、楽しくなります。
こだわりすぎると、結局ひとりぼっちに
なりがちです。
多少のことに、こだわりがあっても
良いですが、他人の意見を受け入れる
大らかさを持ちたいですね。
3.うまくいかないことを手放せる
また、これは私も完全には
できていないことですが、執着心が無いと、
うまくいかないことがあっても、
他のことにシフトすることができます。
固執した考えをやめて、周りの意見を
聞いたり、視野を広げるということです。
もやもやしたとき、悩んで停滞しているときに
「執着心は無いほうが生きやすい」ことを
思い出し、切り替え上手になりたいものです。
そうすれば、新しいチャンスを
つかみやすくなります。
執着心を手放す勇気を持とう
執着心が強いと、
「絶対こうじゃないと嫌だ、こうあるべきだ」
「こうなってほしい」
という思いを手放せません。
この世は無常、常に変わり続けています。
過去と現在では、状況が違っていることを
受け入れてみてはどうでしょうか。
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