リラックス効果の高い音楽
最近では、リラックスした環境の中で
働けるように、仕事中音楽をかける職場も
出ています。
ストレスを緩和するには、自分の好きな音楽を
聴きくのが一番ですが、新しい音楽ジャンルを
見つけるガイドとして、6つご紹介します。
音楽を選ぶ時のポイントや特徴
◼︎リラックスできる音楽を選ぶポイント
・歌詞が入っていないもの
・静かで周期的なリズムのあるもの
・極端なアップダウンがないもの
音楽を聴いているときは右脳が使われ、
左脳は休めることができます。
歌詞が入っていると、左脳を休めることが
難しくなります。
◼︎α波について
生きている限り4種類の脳波が現れていますが、
α波は、癒しを得ているときに出る脳波です。
日中はβ波が出ていて、興奮したり緊張しています。
夜にはリラックスモードになり、α波に切り替わります。
睡眠障害がある場合、夜にβ波に切り替わらず
興奮状態が続き、眠れなくなります。
次に、α波が出やすい音楽ジャンルを挙げます。
◼︎リラックスできる音楽ジャンル、音の種類
①自然音
自然音は、小鳥のさえずり、
小川のせせらぎ、波の音など、実際に自然の中へ
行った気分にさせてくれる音です。
自然音には「1/fゆらぎ」が見られます。
これは波の音や炎の揺れのように、完全に
規則的な音と、ランダムな音の中間にある
音のことです。
人間の生体にも同じようなリズムが
見られるので共振し、安らぎを得られます。
現代の生活音は耳に良いものではありませんので、
自然音を積極的に取り入れて下さい。
②クラシック
モーツァルト、ドビュッシー、ラヴェルの曲から
親しんでみましょう。
モーツァルトの曲は特に「1/fゆらぎ」が
よく入っていて、高いリラックス効果があります。
クラシックは、曲調がいろいろなので、違うものを選べますね。
③ボサノヴァ
1950年代後半〜1960年代にブラジルの
リオ・デ・ジャネイロで流行った音楽ジャンルです。
ギターの優しく、力を抜いた表現で、時間の流れが
ゆったりと感じられます。
④ピアノ音
繊細で美しい表現のピアノ音には、
演奏者の微妙な指の動きや手の動きにより、
「1/fゆらぎ」が見られます。
⑤ハープ音
最古の楽器、ハープの奏でる音は
古代エジプト期から、王族や民衆の心を
癒していました。
ギリシャ神話では、主神ゼウスの心を
鎮める為に息子アポロンが考えて
作ったとされています。
海外では、病院で心理的な痛みの緩和に
使われていることもあります。
⑥オルゴール音
オルゴール音には、私たちの耳には聞こえない
低周波や超高周波が含まれて、これが直接脳幹を
刺激します。
脳幹の血流が活発になると、自律神経の働きが
整えられ、リラックスできます。
ジブリやディズニーの音楽を
オルゴールバージョンにアレンジしたものも
出回っているので、好きな音楽で更に癒されそうです。
気分転換に新しい音楽をとりいれてみては
これらを参考にして、普段聴かないジャンルの
音楽を探し、お気に入りの音楽リストに加えて
みてはどうでしょうか。
自分の感情に合った音楽を選ぶことは、
共感してもらえる友人がいるのと同じ効果があります。
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