ネガティブな気持ちを切り替えよう
もしネガティブな感情が生まれたら、なるべく早く
去ってほしいと思いますよね。
気持ちの切り替えに役立つ2つのテクニックを
ご紹介します。
ネガティブからポジティブへと切り替えるリフレーミング
◼︎リフレーミング
コップに半分の水が入っています。
あなたは、まだ半分も残っていると捉えるか、
もう半分しか残っていないと捉えるか
どちらと答えますか。
リフレーミングとは
NLP(神経言語プログラミング)
の心理手法の一つで、
ある枠組み(フレーム)で捉えられている
物事を、一旦枠組みを外し、
別のフレームで捉え直すことです。
物事は人によって見方が違い、
ポジティブに捉えられたり、
ネガティブに捉えられたりします。
人の性格の表し方も、
ポジティブ面を強調するか
ネガティブ面を強調するかにより、
このように変わります。
・いい加減 → 大らか、寛大な
・偉そうな → 物知り、堂々としている
・人付き合いが下手 → 思慮深い、細やかな心を持った
・目立ちたがる → 自己表現が活発な、物おじしない
・ずうずうしい → 堂々とした、積極的な
リフレーミングは簡単には、
「ポジティブな言い換え」と言うことが
できます。
大切な人や友人を励ますときに、
あなたも自然に行っているはずです。
(友人との会話で)
友人: 「転職したんだけど、給料が低くてね、
つらい状況だよ。だから自炊ばかりしてる。はー。」
あなた: 「そうなんだ、それは大変だね。でも、
この機会に料理の腕が上がりそうだよね。」
このように、なんとか友達が笑顔に
なってくれるような表現を探しますよね。
自分がイライラしている状況にも、
これが使えないでしょうか。
(たとえ1)
あなた: 「あー、またあの上司はキレている。
一瞬でキレるんだから、こっちはたまったもんじゃない。」
(リフレーミング後の)
あなた:「上司は簡単にキレる。感性が豊かで、
情熱的なのかな。正義感が強いとも言えるかもしれない。」
(たとえ2)
あなた: 「あの同僚は、本当に反抗心が
強いな。全くうまくいかない。」
(リフレーミング後の)
あなた:「あの同僚は、自立心があって、考えがはっきり
しているな。見習いたい部分もあるな。」
このような「リフレーミング」が
一瞬のうちにできるようになれば、イライラを
すぐに手放すことができますね。
嫌な出来事をサラリと受け流すのが上手くなります。
◼︎好きなことを10個挙げる
イライラしているときに思い出してほしいのが、これ。
イライラする対象とは、全く関係のないことなのですが、
好きなことを10個挙げることにチャレンジします。
好きなことを考えると楽しくなったり、
気分が晴れますよね。行きたい旅行先ベスト10や、
食べたい料理ベスト10でも構いません。
そうしているうちに、イライラの対象について
考える隙も無くなります。
<class=”center”>
思考の焦点をずらしてみよう
ご紹介した2つのテクニックを使えば、
イライラした感情を何とか自分で
解決できそうだと思えてきませんか?
一瞬で気持ちを切り替え、上機嫌で過ごしましょう。
コメント