自分のストレス耐性を把握してみよう
あなたのストレス耐性は高いですか?
それとも低いですか?
ストレスをため込むと身体に支障が起きるので、
自分のストレス耐性がどの程度かを知っておくのは
とても大切です。
ストレス耐性が低い人の5つの特徴
仕事をする上で、ストレスはつきものです。
ストレス耐性とは、ストレスに対して自分で
コントロールできる力のことです。
同じストレスでも、受け止める人によって、影響は違います。
ストレス耐性に関する質問は、仕事がこなせる人かを
チェックするために、採用面接でも良く取り入れられます。
◼︎ストレス耐性が低い人の特徴
ストレス耐性が低い人は、これらの性質を
複数掛け持っています。
①信じやすい
うわさや根拠のないことでも、
「そうなんだ」と信じてしまいます。
上司が、
「おまえはこんなこともできないなんてな。
それは、これまでの会社や親の育て方に原因がある。」
と言ったとしましょう。
信じやすい人なら、
「身近な上司が言っていることだから
本当なんだろうな。」
と根拠のないことを、いとも簡単に
信じてしまいます。
②自己評価が低い
トラブルが起こったときに、自分だけが
原因でなくても、まるごと自分のせいだと
思い込んでしまう人です。
状況を分析せずに、ただネガティブな感情に
浸っています。
常に、他人の意見や顔色を伺っているので、
自分の意見はなるべく隠しておこうとします。
自分に厳しく、十分仕事をこなしているようでも、
「こんなんじゃだめだ」と思っています。
③物事への感度が高い
自分の外側に対して五感が敏感になっていて、
雑音に反応したり、自分と他人との境界線を
引くことが難しい人です。
自分のデスクの近くで、取引先に文句を言って
怒っている同僚がいれば、その人と自分を
同一視してしまい、マイナスのエネルギーを
自分に取り込みます。
④考え込む
根が真面目で、ネガティブな出来事に対して、
長い時間考え込むべきだと思っています。
その分、立ち直りが遅くなります。
⑤すぐに逃げる
簡単に限界を感じやすい人です。
強いプレッシャーを乗り越えた経験がないので、
手段が分からずに、逃げてしまいます。
◼︎自分のストレス耐性はどれくらいかを見極める
自分を知る上で、自分がどれくらいのストレス耐性を
持っているかを見極めましょう。
自分のストレス耐性を高く見積もりすぎると
どうなるでしょうか。
自分はストレスに強いと思い込み
「後になればやる気が出る」
「徹夜なんてへっちゃら」
と、どんどん先伸ばし。
結局、締め切り直前になって、焦ってしまい
周りに八つ当たったり、クオリティが
低いものを提出したり、締め切りに
間に合わないことも。
これでは迷惑がかかります。
逆に、ストレス耐性を低く見積もりすぎると
どうでしょう。
自分は、すぐにくじけるから、このくらいのこと
しかできないと思い、頼まれたことにも、
積極的な返事ができません。
これでは、成長の機会を失います。
ストレス耐性を見極めていると、今自分に
できる範囲で努力し、人生において、
少しずつステップアップさせるプログラムを自分で
作ることができます。
自分と向き合いストレスを緩和する対処をみつけよう
ストレスやプレッシャーは完全に
無くすことはできません。
自分のことをもっと知り、元気なうちから
ストレスを緩和する対処法を蓄えておきましょう。
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