ストレスからくる、息苦しさの対処法
上手く息が吸えない、息苦しい、
といった症状はありませんか。
誰かに言ってみても、大したことだとは
思われないことが多いです。
本人は、「息の吸い方が分からない」
とまで思っているのですが。
今回は、ストレスが原因の
息苦しさの対処法をご紹介します。
︎息苦しさの症状
このような症状はありませんか。
・息が深く吸えない
・呼吸が浅い
・呼吸をするとき、肺の上半分しか使えていない
・息が吸えないまま、死んでしまうのかと思う
息苦しさの原因
日常のストレス、上司や顧客からの
プレッシャーなどで、交感神経の働きが
高まり、筋肉が固くなっています。
特に、首から背中にかけての
筋肉の緊張しています。
言いたいことを我慢している状態が
続くと自分自身で、心臓付近に力を
入れてしまい、肺の周辺の筋肉を
固くしてしまいます。
すると、呼吸が浅くなり、息苦しく感じます。
一度、息苦しい症状を経験すると、
ちょっとした息苦しさに対しても
過敏に反応しまた同じように
なるのではないか、という不安や
恐怖からも再発しやすくなります。
また、ストレスのほかにも、換気が
悪い部屋での酸素不足、骨格のバランスの悪さ、
アレルギー体質などの原因があります。
今すぐできる、息苦しさの対処法
Step1 落ち着かせる
急な息苦しさに慌てて
しまいそうになりますが、
まずは気持ちを落ち着かせてください。
Step2 姿勢を整える
今やっていることの手を
いったん止めて、楽な姿勢をとります。
パソコンの画面を見ていれば、
パソコンから目を離し、
立っていたり動いていたら
軽く椅子に座ります。
Step3 頭を持ちあげ、腕を楽にする
頭を持ちあげ顎をあげます。
気道がまっすぐになり酸素を
取り込みやすくなります。
腕は体の横か後ろにだらんと垂らします。
Step4 息を吐く
まず吐くことに集中します。
口から「ハー」っと長く息を吐き、
吐ききったなというときに最後に
「ハッ」ともうひと吐きします。
最後のもうひと吐きが効いて、
後は自然に新鮮な空気が入ってきます。
吐くときはお腹をへこませ、横隔膜を
上にあげます。
胸腔が狭くなり空気が外に出て行きます。
「吸う:吐く」の長さは「1:2」が目安です。
吐く時間の方を長くすると
リラックス効果が高まります。
Step5 息を吸う
力を抜くと、自然に横隔膜が下がり、
息が吸えます。吸うときは鼻からです。
息苦しさを感じたときは十分な休息を
ストレスからくる息苦しさは、
いつ襲われるか分からず、
何度か繰り返し起こることも多いです。
息を吐き切ることを意識して
普段から深い呼吸をする
訓練しておきましょう。
頑張り屋さん、まじめな人は、自分で、
不安やストレスを増大させないような
考え方を身につけ、十分な休息をとりましょう。
コメント