私が大人におすすめしたい絵本
たまに絵本を読むと、疲れた自分を
解放し、自由な感情が湧き上がります。
絵本が感性を刺激するのは、子供にとっても
大人にとっても同じ。絵本の心理的効果を
見直してみませんか?
大人になっても絵本の世界に触れてみよう
◼︎絵本を使って、疲れを癒す
絵本は子供のためのものと思っていませんか?
絵本を読むと、自分のありのままの感情が
引き出され、気づきを得たり、考え直すことが
できます。
子供の頃に読んだ本でも、今までの考え方や知恵を
持って解釈し、大人だから気づける点が
たくさんあります。
絵本ワークショップという集まりに
参加することもできます。
主催者が何冊かの絵本を読み、
参加者は、主催者の投げかけた質問や感じた
ことについてワークシートに書き込み、その後で
シェアするというものです。
自分の感性に気づいたり、他人の意見に耳を
傾けたりして実りの多い時間です。
忙しい毎日で、自分と向き合う時間が
取れていない人、優しい気持ちを取り戻したい人は、
一度参加してみて下さい。
◼︎大人に合う絵本とは
考えさせられるストーリーだと、
絵本でも小説でも読んでみたいと思いますね。
絵本の中に浸りたいときは、感動する絵本、
泣ける絵本も大人向けです。
更に、絵が中心で文字が少なく、「絵画」の
ように眺めていられるものもあります。
素敵な絵本にたくさん出会って、おすすめできる本が
増えたら、プレゼントに添えてみるのも喜ばれます。
◼︎絵本の選び方
書店や図書館で実際に手にとってみると良いです。
絵本を専門にしている小さな本屋さんだと、
大人におすすめの絵本が特集されていて選び
やすいですね。
ネットの口コミを参考にしても、読みたい主題の
絵本が見つかりやすいです。
◼︎絵本の紹介
1,「しろいうさぎとくろいうさぎ」
ガース・ウィリアムズ(文・絵)松岡享子(訳)
白いうさぎと黒いうさぎがお互いに
惹かれあって、ずっと一緒にいられたらなという
シンプルなメッセージがある絵本です。
穏やか雰囲気がとても素敵です。
2,「こんとあき」
林明子(文・絵)
こんは、あきが子供の頃から連れ添ったぬいぐるみ。
ところどころに、ほころびが出てきたので、電車に
乗っておばあちゃんに直してもらいに行きます。
林明子さんの描く子供の絵が可愛く、
優しい気持ちになります。
3,「ちいさいおうち」
バージニア・リー・バートン(文・絵)石井桃子(訳)
一度は賑やかな都市に憧れたとしても、
やはり素朴で自然と調和した生活の心地よさが
分かる絵本です。
本当に大切なものが何かを教えてくれます。
住まい方を考える建築家にもこの絵本に心を
打たれる人が多いようです。
4,「あらしのよるに」
きむらゆういち(文)あべ弘士(絵)
嵐の夜を、小屋に駆け込んだヤギとオオカミが
一緒に過ごし、友情が芽生えるという話です。
小屋は暗闇で、ヤギは相手をヤギだと思い、
オオカミは相手をオオカミだと思っていました。
読みながらドキドキし、童心に返った気分がします。
絵本の世界に癒されよう
いかがでしたか?
更に癒しの効果を得たいと思ったら、電気を
暗くして寝る前に絵本を読むと、
いつもと違った特別な感覚で眠りに
つくことができます。
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